英語のアウトプットを促すために必要な〇〇とは⁈
こんにちは。墨田区曳舟にある子ども英会話教室 Seedling English 講師の Nao です。
家族、友人、生徒さんや保護者の皆さんから「どうしたら英語が話せるようになる?」と尋ねられることがよくあります。
コツコツと単語を覚える…
とにかく英語をたくさん聞く?
文法をマスターする??
外国人と話す!
どれも間違ってはいない、語学学習には大事なことだと思います。
でも、他にもっと必要なことがないか考えてみました。
アウトプットの時
少し前の Kana 先生のブログで
「サイレントピリオドについての話し」英語学習をする人に知ってもらいたいサイレントピリオドについて - 子ども英会話教室 Seedling Englishの日記
がありました。半年、1年と、子どもたちをみていると、ある日ポッと英語が出てくる場面を目にすることがありますが、とても嬉しい瞬間です。
では、ただただ英語を聞かせればいいのかというと、これはちょっと違うような気がします。それなら教室に来なくても、教材を使ったり動画を見せたりして、きっとお家でも出来ますよね。
先日の Baby&Mom のクラスでのこと。その日のテーマは open と close、まずは手を開いたり握ったり、入れ物の蓋を開けたり閉めたり、遊びながら先生は何度も何度も open と close を繰り返します。
そして今度はフープのハンドルを持ってドライブ!
チェリー先生がゲートの前に来て、
「Open!」
と言うと門が開いて進めます。
同じように進もうとする子も、
「Open!」
それを見た次の子も、
「Open!」
子どもたちの可愛く元気な声がたくさん聞けたレッスンでした。
教室ではこんなふうに、先生やお友達と一緒に遊びながら「英語で発話する状況」を意識的に作っていきます。これはただ先生の言った言葉をリピートするのではなく、状況を見て言葉を発する、その結果自分の目的が叶うという、より能動的な発話です。
たったひと言のシンプルな英語ですが、これはどのレベルにも通じる基本的なアウトプットへの流れだと思います。
教室やお家でたくさんの英語を聞く機会を作ったら、お友達や先生とのやり取りの中で生まれる、教室での発話の機会を是非利用してください。
言葉の向こう側にある、伝えたい、こうしたいという気持ちがなければ、インプットからアウトプットへの流れは生まれないでしょう。
話したいことを話す!
大人のクラスでも、「英語ってやっぱり難しい、話せない…。」と感じたときに思い出してほしいのは、それはきっと「話せない」のではなくて「話したいことがない」のかもしれないということ。
それに、母国語の日本語なら大した話題がなくてもなんとなく出来てしまう他愛のないお喋りが、外国語となると難しかったりもします。
それなら興味のあること、伝えたいこと、知りたいこと、そういうタネを探してみるのはいかがでしょうか。
映画やドラマ、料理、ゲーム、音楽、スポーツ、手芸、メイクアップ、インテリア、なんでもいいと思います。
このことについてなら何時間でもお喋り出来る!というものについて、教室で他の生徒さんとシェアするのも楽しいし、それにともなって新しい単語や表現をどんどん覚えられると思います。
言葉はそれ単独では存在しません。まず伝えたいことがあって、知りたいことがあって、そこにあるものだと私は思います。
サッカーが好き、プログラミングに夢中、ファッションに興味がある、などなど。英語の向こう側にある自分のしたいこと、そんな目的があると英語は道具となって私たちを世界へとつなげてくれます。
どうしたら話せるようになるのか?
その答えは、
「話したくなるような状況、話さなければならない状況」
を持つことではないでしょうか?
さて、“お菓子を手にいれるために” 子どもたちが「Trick or Treat!!」と元気に叫ぶハロウィンがもうすぐです。
教室ではこれからも子どもたちが英語を「話したくなるような状況」をたくさん提供していきたいと思います。
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Seedling English は、下町にある小さな英語教室です。
英語を学ぶのではなく、【英語で学ぶ】をコンセプトに
子ども達が楽しい英語教室を目指してがんばってます。
インスタグラムでは日々のレッスンの様子を紹介しています
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