子ども英会話教室 Seedling Englishの日記

Seedling Englishは墨田区京島、下町にある小さな子ども英会話教室です。 英語を学ぶのではなく、【英語で学ぶ】をコンセプトに 子ども達が楽しい英語教室を目指してがんばってます。 日々のクラスの様子や、お知らせ等、発信していきます。

物語から学ぶ : 話し方で変わるあなたの印象

こんにちは。墨田区曳舟にある子ども英会話教室 Seedling English 講師の Nao です。

 

最近、友人のおすすめで見始めたシリーズもののドラマにすっかりハマってしまい…。

 

どんなお話かというと、中世のヨーロッパのような国々を舞台に覇者たちが王座を争うという、普段自分ではなかなかチョイスしないようなストーリー。

歴史ものかと思いきや、ドラゴンやゾンビまで登場するという架空の世界。壮大なファンタジーで、なんだか今どきのゲームのような雰囲気もあります。

 

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アメリカのケーブルテレビ局が制作したドラマですが、登場人物たちは主にイギリス英語を話します。

北に住む民は北部の、南に住む民は南部の、それぞれのアクセントで物語の雰囲気を出しています。他にもスペイン語訛りの英語や、架空の言語まで登場します。

 

そう、もちろん物語自体も面白いのですが、「言葉」に注目してみるのも英語学習者、指導者としてはとても勉強になるのです。

 

Thou art・・・??

 

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このドラマ、言葉の面で、地域ごとのアクセントの他にもうひとつ聞き入っているのが、いわゆる「時代劇」のようなセリフ。

日本語でも時代劇を見ていると「拙者は…」とか「お主も…」とか「…でござる」のような、普段は使わない表現が出てきますよね。

こういう歴史もののドラマや映画にも同じように古めかしい英語がたくさん出てきます。

 

例えば、古い英語によく見られる thou という単語。

これは you のことです。

 

聖書やシェイクスピアの世界でもよく出てくる表現ですが、日本語で言うと「汝(なんじ)」や「其方(そなた)」といったところでしょうか。

 

他にも yes や no を

yea(ヤイ)や nay(ナイ)

 

と発音したり。「左様。/然り。」「否。(いな)」というような感じですね!これは今でも方言に残っていたりするようです。

 

学芸会で時代劇!

 

話がちょっと変わりますが、先日娘の小学校で学芸会がありました。

二年生が演じた劇はなんと、

 

水戸黄門!!

 

時代劇をあまり見たことのない娘ですが、練習を重ねるうちに時代劇的な言い回しがすっかり上手になっていました。

本番では衣装やセットと共に、台詞の口調が「時代劇 水戸黄門」の舞台をとても効果的に作り上げていました。

 

方言や口調は物語の雰囲気を作り出すのにとても効果的です。

 

例えばディズニーのアニメを英語で観ていると、英語は英語でも、舞台となる国やキャラクターのイメージによって様々なアクセントが、おそらく意図的に、使われています。

日本人の私たちには外国のアニメというだけでいつもの日常とは違う世界に浸ることも出来ますが、例えばアメリカの子どもたちが英語で観ていても、物語の世界に入り込めるような演出のひとつなんでしょうね。

 

言葉の持つ雰囲気

 

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逆の見方をすれば私たちだって自分の話す言葉で相手に何かしらの印象を与えているということ。

 

方言や使う言葉のチョイスだったりもするし、声の大きさやスピードだったりもするでしょう。

 

さすがに時代劇口調を普段話す人はいませんが、LINEのスタンプなんかでアレンジされたものを面白く使っていたりする人もいますよね。

 

何気なく使っている言葉。その言葉の雰囲気が持つ表現力。母国語である日本語を話していると、無意識過ぎて自分では気づかないことが多いのですが。

 

教室で新しい単語やフレーズを紹介する時、それがどんな場面で使われる言葉なのか、どんな響きを持っているのか、どんな印象を相手に与えるのか、そんなことも出来るだけ説明したいといつも思っています。

そうやって少しずつ学んでいくいろいろな表現の中から選び取って、その人らしい話し方が生まれていくのだと思います。

 

長い歴史を持ち、更に変わり続ける言葉というものに興味を持って日々アンテナを張り続けるのも私たちの仕事だと感じつつ…

 

なんとも続きが気になる歴史ドラマを今晩も楽しみながら、ちょっと寝不足気味の毎日を送っています。

 

一体誰が王座を勝ち取るのか?!

 

最近みなさんが観た映画やドラマは何ですか?

教室で是非お話を聞かせてください~!!

 

 

 

 

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逗子の山の中で出会った、子どもと本気で遊ぶ大人たちの話し

 

こんにちは、墨田区曳舟にある子ども英会話教室Seedling Englishの三井田です。

 

今日は、我が家が参加している「原っぱ大学」について書いてみようと思います。

 

 


我が家には5歳と2歳、2人の男の子がいます。

慎重派の長男と、かいじゅうのような次男(笑)

ある意味ステレオタイプの兄弟ですね。

 

私自身は岡山で育ちました。
大都会岡山の片田舎(笑)

適度に自然もあり、魚つりをしたり、山を探検したり、
年2回のキャンプが家族の行事でもありました。
そんな幼少期を過ごしたからこそ、息子達にも自然から学ぶ機会を作りたいと思っていました。

 

 

出会いはfacebook


ある日、facebookブラウジングしていたら流れてきた投稿。

 

原っぱ大学は、 365日間のプログラム。

失敗を楽しみ、正解を求めない。

 

そして、泥だらけの子どもや大人の写真。


直感的に、何だか楽しそうだなと感じて、フィールド体験に申し込みました。

 

原っぱ大学 | 親子のための遊びの学校

 


家族で訪れた逗子の山、出迎えてくれたのは、何とも明るく楽しい、子ども心を忘れていない、大人達でした。

 

 


ロープを使って山を登り

 

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山を登った先には、手作りのブランコが

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焚火にも興味しんしん。

 

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ガクチョーの「ちょっと危ない探検に行くぞ〜‼︎」

 

の言葉に目をキラキラさせて、探検に出かけて行った長男。

 

土の地面をハイハイしながら石や葉っぱを口に入れる次男。

 

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逗子の山の中の自然を親子で満喫したのでした。


そして、2017年の4月から1年間、原っぱ大学のリトルコースに参加することに決めました。

 

 

原っぱ大学の活動


原っぱ大学の活動原っぱ大学の活動は様々です。

基本は村やと呼ばれる山の中。

子どもの足で登れる、ほど良い山の中での活動です。

 

 

 

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エンチョーたいこさんの掛け声で冒険にでかけたり

 

 

 

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木を切ったり

 

 

 

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焚火があれば、おにぎりを放り込み

 

 

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ピザ窯でピザを焼いたり

 

 

 

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虹染をした時は、私が大興奮

 

 

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 英語教室で使っている縄跳びを染めました♪

 

 

 

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お山で食べるアヤさんのご飯は格別においしい!!

 

 

 

 

 

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夏は逗子の海に集合

 

 

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この後ヒトデを口に入れるという、、、

 

 

 

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 私も初のサップを楽しませてもらいました。

 

 

 

 

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秋の遠足では、みんなで拾ったグミの実でジャム作り

 

 

 

そして、ガクチョーとの闘いは、息子が一番大好きなアクティビティ?!です。

 

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子ども達はガクチョーが大好きなんです。

 


原っぱ大学が楽しいのは、きっと、大人も子どもも、本気で遊ぶからだと思っています。

むしろ、率先して大人が遊ぶ(笑)


だから、子ども達も楽しい。 

 


現代だからこそ必要とされている場所

 

子育てしていて感じる、遊びにくさ。

例えば、公園。

凧上げはダメ
花火もダメ
スケボーやローラースケートも禁止
ボールはネットがある決められた場所で。

 

自由に遊べる場所が少ないなと感じているのは私だけではないと思います。

 

公園にある、管理された自然は綺麗だし、素敵だけれど、

もう少しリアルな自然が身近にあったらいいのにな、、、、と思ったり。

そんな気持ちがあるからこそ、原っぱ大学が輝いてみえたんだと思います。

 

 

 

原っぱ大学が提供しているもの

 

原っぱ大学が提供しているのは、第一に場所があります。

好きに遊べる山なんて、なかなかないですからね。

 

でも、もっと重要なのは、原っぱ大学のコンセプトに惹かれて集まった人々と、それを取りまとめるスタッフの空気。

これが何よりも魅力だと思っています。

 

家族4人でピクニックに行くのも楽しいけど、

一緒に本気で遊べる仲間がいるのが良いんです。

 

気さくで、距離を感じさせないスタッフが作り出す、心地よい空気。

集まるメンバーは、仲良しグループって感じがあまりなくて、緩く繋がっている雰囲気も心地よい。

その時々集まった人々が、大人も、子どもも、本気で遊びます。

 

 

原っぱ大学から学んだこと


原っぱ大学から帰ってきていつも思うのは、私もあんな大人になりたいなと。

 

本気で戦ってくれるガクチョー

 

包容力たっぷりの泰子さん

 

おいしいご飯を作ってくれるあやさん

 

素敵な写真を撮ってくれるミホさん

 

それ以外にも沢山のスタッフが、笑顔で迎えてくれます。

 

 

 

英語教室の子どもと接する時、

子ども達の目線になって、

子ども心を忘れず、向き合いたい。

 

子ども達にとって、楽しく、心地よく過ごせる場所を、墨田区京島にも作りたいなと思うのです。

 

 

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習うならばネイティヴ⁈ それより重要な国際語としての英語のあり方

 

こんにちは。墨田区曳舟にある子ども英会話教室 Seedling English 講師の Nao です。

 

昔から本屋さんに行くのが好きです。

娘と一緒に絵本をみたり、手芸や料理の本をめくったり、新刊や雑誌の表紙を眺めたり…と。

 

ひと回りすると目にはいろんなキーワードが飛び込んできて、ちょっとだけ自分の中の情報がアップデートされたような気がします。

 

そして大体いつも最後に必ずチェックするのが、仕事でもあり趣味でもある語学書のコーナー。

数ある外国語の中でも、やはりどこにいっても英語に関する学習書の類はコーナーの大半を占めています。

 

文法、単語、発音、TOEIC...と並んだタイトルの中で、ここ何年か私が興味深く感じるのは「ネイティヴ」という言葉が入っているもの。

ネイティヴの発音を身に付けよう」とか「ネイティヴが使う表現」とか「ネイティヴに通じる英語」のようなタイトルを背表紙に見つけると思わず手に取って、どんなことが書いてあるのかチェックしてしまいます。

 

ネイティヴってなあに?

 

ネイティヴ講師」という言葉をよく聞くと思いますが、そもそもネイティヴネイティヴ スピーカーってどういう意味??

 

簡単に言うと、

 

「その言葉を母国語とする人」

 

のことです。

 

日本人の私たちも日本語の「ネイティヴ スピーカー」です。

 

確かに、その言葉を母国語とする人から学ぶこと、発音や表現の仕方を近づけること、彼らに通じる話し方を意識することが語学学習の目標としては当たり前なのかもしれません。

 

でも英語という、広く広く世界中で使われている言葉については、実はもう少し大きな視野が必要です。

 

英語人口とその中身

 

世界の人口は約70億人、そのうち英語を話す人たちは17.5億人で全体の25%です。

ではその英語を話す17.5憶人のうち、いわゆるネイティヴ スピーカーと言われる人たちはどれくらいなのでしょうか。

3.9憶人、22%ほどです。

(Harvard Business Review の記事によるもの)

 

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実は私、数字が苦手で…こういう説明を聞いてもピンと来ないのが正直なところ!

 

もっと簡単にイメージすると、今学んでいる英語を実際に使う時、話す相手の10人中2、3人はネイティブだけど、あとの7、8人はノン ネイティヴ (非ネイティヴ) ということ。

 

これはあくまでも統計的な話ではありますが、私自身がこの20年間に大学や職場や私生活の中で英語を話して来た環境をトータルで振り返ってみると、決して間違いでもないと感じます。

 

ノン ネイティヴの英語は、例えば日本人のカタカナ的な発音のように、母国語の訛りが残っていたりします。

標準的な英語しか聞いたことがない人は戸惑うこともあるかもしれません。

 

更にネイティヴの国である英語圏でも、その国によって、また同じ国でも地方によって、様々なアクセント (方言) があります。発音やイントネーションが違ったり、単語や表現そのものが少し違ったりします。

 

このように、世界でリアルに使われている英語は本当に様々なキャラクターを持っています。

 

 

英語の世界は広い!

 

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まずは標準的なスタイルを学ぶことは基本かもしれませんが、それと同じくらい大事なのは、

 

「世界にはいろんな英語があふれているという事実を知ること」です。

 

ネイティヴのかっこいい英語」みたいなものをチラリと知ることも必要であり楽しいとは思いますが、私たちはネイティヴではないし、ネイティヴのように話せなくて当たり前。

初めはそれで全然かまわない。

実際に、自分自身の言葉とアクセントで英語を話しグローバルに活躍するリーダーや、その話し方までもが個性となって世界の舞台に立つアーティストやアスリートもたくさんいます。

 

私たちひとりひとりも、コミュニケーションの上で誤解を生まないために正しい表現を学ぶことはとても大事ですが、間違いを恐れるよりも、自分の言葉で心を込めて伝えることは何語を話していても大切にしたいもの。

 

それなのに、ネイティヴのように発音しないといけない、こんな言い方をしたら誤解される…。

強すぎるこのような考えが、話すこと自体を遠ざけてしまうと思うのは私だけでしょうか。

 

実際に話す機会が増えれば増えるほど、発音は正しいものに近づいていくし、表現も的確になってきます。

様々な英語に慣れてくると、少し話を聞けばそのアクセントでどこの国の人かまでわかるようになってきます。

 

東京の人が大阪弁をちょっと使ってみるように、状況によってはちょっとニューヨーカーの真似をしてみたり、若者の間で流行っている言葉を取り入れてみたり。

慣れてくればそんなことも楽しめるかもしれません。

 

そういう感覚はだんだんと身についていくもの。学習を始めたばかりのころ、または始める前からたった2割のネイティヴ英語を意識しすぎて話すことをためらうのは勿体ないことだと私は思います。

 

ネイティヴにならう (倣う/習う) ことは間違いではないけれど、初めはもっと自由な気持ちで「国際語としての英語」に挑んでほしいと思います。

 

失敗や誤解を恐れず、教室では会話そのものをもっともっと楽しんでもらいたい。そんな環境を提供できるように、スタッフ一同これからもレッスン作りに取り組んでいきたいと思います。

 

 

 

そして...その日、本屋さんで英語本とにらめっこしている私のところに、娘が買ってほしいと持って来たのはなんと!「ねこ語会話帖」という本でした(^_^)!!

 

 

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英語教育はいつから始めたらいいの?

こんにちは、墨田区曳舟にある子ども英会話教室Seedling Englishの三井田です。

 

このタイトル、本当に悩ましい。
早期英語教育は、賛否両論。

今日は、英語教育者として、学んできたことを書いてみようと思います。 

 

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 英語のチャンネルを作る0〜3才

 

この時期、日本語も育っていないのに、英語教育なんてとんでもない‼︎
そんな意見、よく聞きます。

確かに、母国語は思考力の源。
とても大切です。

でも、この時期の子どもの脳はなんでも吸収できる、素晴らしい時期なんです。
バイリンガルマルチリンガルを目指すなら、この時期に始めるのがベストタイミング
バイリンガルとまでいかなくても、綺麗な発音やリスニング力をつけてあげたい。
そんな方にも、もちろん有効です。

この時期は言葉のチャンネルを作ることが出来ると言われています。
テレビのチャンネルを変えるかのように、日本語チャンネル、英語チャンネルを切り替えることができる能力を獲得できるのはこの時期と言われています。

 

 

英語脳を作る3〜6才

 

この時期は、0〜3才の時に吸収したことを整理しながら、知識として身につけていく時期です。
日本語力も育ち、理解力も上がって、色々なことに興味がある時期でもあるので、上手く興味の中心を使って学習出来るとモチベーションも続き、英語が大好きになってくれます。

なるべく日本語に訳さない
英語の単語、文章をそのまま、英語としてとらえる習慣をつけるのがポイントでもあります。

例えば、
日本語を習得した大人の場合

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りんごの写真🍎=りんご=Apple

となりがちですが、

 

 

日本語に訳さない、考え方は

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りんご=🍎りんごの写真=Apple

りんごという物体を中心に、言葉の数だけ=が存在する。

 

この時期に、日本語に訳さないで、英語と物を直接結びつけていく習慣をつけることが出来ると、英語脳の基本を培うことが出来ます。

「英語脳」とは、英語を話したり、読んだりするとき、日本語を使うことなく、直接英語で考えるように脳が働くことを言います。

この時期もまだまだ脳は柔軟です。
綺麗な発音、リスニング力が十分育ちます。

 

小学生期

 

小学生になると、4技能(writing, reading, listening, speaking)をバランス良く学習することが目標としてよく言われます。

 

2020年からの小学校の英語の教科化が始まりますが、文部科学省は、この四技能を目標に掲げています。

小学校の教科化の目的は文部科学省のウェブサイトから見ることが出来ます。

 

 

以下、一部抜粋


これまでの英語教育の改革を経た更なる改善

○ これまでの成果と課題を踏まえながら、小・中・高等学校が連携し、一貫した英語教育の充実・強化のための改善が求められる。その際、英語を「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を活用して実際のコミュニケーションを行う言語活動を一層重視し、小・中・高等学校を通じて、授業で発音・語彙・文法等の間違いを恐れず、積極的に英語を使おうとする態度を育成することと、英語を用いてコミュニケーションを図る体験を積むことが必要である。


実際のコミュニケーションを行う言語活動を一層重視
授業で発音・語彙・文法等の間違いを恐れず、積極的に英語を使おうとする態度を育成すること

 

授業で発音・語彙・文法等の間違いを恐れず、積極的に英語を使おうとする態度を育成すること、重要ですね。

 

自分が初めて英語を勉強した中学一年生、当時、発音とかイントネーションを英語っぽくするのが恥ずかしいと感じていたのを思い出し、そりゃ話せるようにならないな(笑)と思いました。

 

今を生きる子ども達には、発音が良いのは恥ずかしいなんていう概念がないくらい、英語が浸透してくれたらいいなと思います。

 


小学生期には、実際に海外に行って、現地で友達を作ったり、色々な外国人と話す機会を沢山作ってあげることをお勧めします。
作られた授業という環境だけでなく、リアルな世界を感じ、心を動かして、英語で繋がる体験をすることで、世界が広がると同時に、英語が話せるようになりたいというモチベーションに繋がれば嬉しいですね。

 


自分の場合

 

私自身、中学〜大学まで英語は学びましたが、正直、全く身についていませんでした。

 

学校を離れて、再度英語を学びだしたのは、25才の頃。
理由は、仕事で必要になったから。

 

初海外は26才

そして、2度目の海外が27才の時、オーストラリアへの留学でした。

決して早いとはいえないスタートでしたが、そんな自分でも、英語でコミュニケーションを取り、指導にも関わるようになったことを考えると、英語を学び始めるのに遅いということはないと思っています。

 

 

まとめると

 

思い立ったその日がDay 1です。

 

英語に限らず、習い事は親から子ども達への経験のプレゼントだと思います。

そして、どんな経験からも、子ども達は逞しく学んでくれます。

 

遅すぎるとか、早すぎるとか、周りの声や、細かいことは気にせず、やりたいことは、今日からはじめましょう‼︎

 

 

まとめ終わって気がつきました。

 

私、林修先生みないなこと言ってる⁈(笑)

 

 

 

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英語のアウトプットを促すために必要な〇〇とは⁈

 

こんにちは。墨田区曳舟にある子ども英会話教室 Seedling English 講師の Nao です。

 

家族、友人、生徒さんや保護者の皆さんから「どうしたら英語が話せるようになる?」と尋ねられることがよくあります。

 

コツコツと単語を覚える…

とにかく英語をたくさん聞く?

文法をマスターする??

外国人と話す!

 

どれも間違ってはいない、語学学習には大事なことだと思います。

 

でも、他にもっと必要なことがないか考えてみました。

 

 

アウトプットの時

 

少し前の Kana 先生のブログで

「サイレントピリオドについての話し」英語学習をする人に知ってもらいたいサイレントピリオドについて - 子ども英会話教室 Seedling Englishの日記

がありました。半年、1年と、子どもたちをみていると、ある日ポッと英語が出てくる場面を目にすることがありますが、とても嬉しい瞬間です。

 

では、ただただ英語を聞かせればいいのかというと、これはちょっと違うような気がします。それなら教室に来なくても、教材を使ったり動画を見せたりして、きっとお家でも出来ますよね。

 

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先日の Baby&Mom のクラスでのこと。その日のテーマは open と close、まずは手を開いたり握ったり、入れ物の蓋を開けたり閉めたり、遊びながら先生は何度も何度も open と close を繰り返します。

 

そして今度はフープのハンドルを持ってドライブ!

チェリー先生がゲートの前に来て、

 

「Open!」

と言うと門が開いて進めます。

 

同じように進もうとする子も、

Open!」

 

それを見た次の子も、

「Open!」

 

子どもたちの可愛く元気な声がたくさん聞けたレッスンでした。

 

教室ではこんなふうに、先生やお友達と一緒に遊びながら「英語で発話する状況」を意識的に作っていきます。これはただ先生の言った言葉をリピートするのではなく、状況を見て言葉を発する、その結果自分の目的が叶うという、より能動的な発話です。

 

たったひと言のシンプルな英語ですが、これはどのレベルにも通じる基本的なアウトプットへの流れだと思います。

 

教室やお家でたくさんの英語を聞く機会を作ったら、お友達や先生とのやり取りの中で生まれる、教室での発話の機会を是非利用してください。

 

言葉の向こう側にある、伝えたい、こうしたいという気持ちがなければ、インプットからアウトプットへの流れは生まれないでしょう。

 

話したいことを話す!

 

大人のクラスでも、「英語ってやっぱり難しい、話せない…。」と感じたときに思い出してほしいのは、それはきっと「話せない」のではなくて「話したいことがない」のかもしれないということ。

 

それに、母国語の日本語なら大した話題がなくてもなんとなく出来てしまう他愛のないお喋りが、外国語となると難しかったりもします。

 

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それなら興味のあること、伝えたいこと、知りたいこと、そういうタネを探してみるのはいかがでしょうか。

 

映画やドラマ、料理、ゲーム、音楽、スポーツ、手芸、メイクアップ、インテリア、なんでもいいと思います。

 

このことについてなら何時間でもお喋り出来る!というものについて、教室で他の生徒さんとシェアするのも楽しいし、それにともなって新しい単語や表現をどんどん覚えられると思います。

 

言葉はそれ単独では存在しません。まず伝えたいことがあって、知りたいことがあって、そこにあるものだと私は思います。

 

サッカーが好き、プログラミングに夢中、ファッションに興味がある、などなど。英語の向こう側にある自分のしたいこと、そんな目的があると英語は道具となって私たちを世界へとつなげてくれます。

 

どうしたら話せるようになるのか?

その答えは、

 

「話したくなるような状況、話さなければならない状況」

 

を持つことではないでしょうか?

 

 

さて、“お菓子を手にいれるために” 子どもたちが「Trick or Treat!!」と元気に叫ぶハロウィンがもうすぐです。

 

教室ではこれからも子どもたちが英語を「話したくなるような状況」をたくさん提供していきたいと思います。

 

 

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Seedling English は、下町にある小さな英語教室です。

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子ども達が楽しい英語教室を目指してがんばってます。

 

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パスポートと人生を変えた言葉

こんにちは、墨田区曳舟にある子ども英会話教室Seedling Englishの三井田です。 

 

 

先日、ビザなしで渡航できる国や地域の数を比較した世界のパスポートランキング更新版が発表され、日本がそれまで同着だったシンガポールを抜いてトップに立ったというニュースを読みました。

 

 

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そのニュースを聞いて、久しぶりにある人のことを思い出しました。

 

私がオーストラリアへ留学することを決めたきっかけになった、Nさんです。

 

 

 

インド人の Nさんとの出会い

 

その当時、私は六本木にあるフィットネスクラブで働いていました。

 

六本木ということもあり、メンバーの方は外国人が多く、英語がまったく話せなかった私ですが、日本語堪能な方も沢山居て、それまで話す機会のなかった外国人と話す機会を得ることができました。

 

 

ある日、インド人のNさんと話していた時にパスポートの話しになり、こんなことを言われました。

 

「カナ、君は日本に生まれたことは素晴らしいことだと知ったほうが良いよ。

日本人ってだけで、世界中どこにでも行ける権利を持っているんだから‼︎

 

インド人はビザなしで行けるのはスリランカくらいだよ。

それ以外の場所に行こうと思ったらビザの申請が必要で、お金や、時間、沢山の手間をかける必要がある。

そして、殆どの人はそれが出来る状態にないのが現実なんだよ。

 

日本のパスポートは世界で最も強いパスポートで、それを持っているんだから海外に飛び出さないなんてもったいないよ!!」

 

 

自分は世間知らずだな、と思いました。

 

その時、私は日本から一歩も出たことがなかったんです。

 

 

 

自分の常識では計れない世界が広がっている。

海外に飛び出せば何かを変えることが出来るんじゃないかと思ったんです。

 

 

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その言葉だけではないけれど、六本木のフィットネスクラブでの沢山の出会いが自分の人生を大きく変えたのは間違いありません。

 

 

インド人のNさんは十分に成功された方で、日本でビジネスもしていました。

 

詳しいことはわかりませんが、そんな方でも簡単に日本のパスポートが手に入るわけではないようで、その頃、日本のパスポートを得る申請をしていたようです。

 

 

 

私がオーストラリアに旅立ってすぐ、Nさんからメールが届きました。

 

とうとう日本のパスポートを手に入れた‼︎これから世界中を回ってくるよ‼︎って。

 

本当に嬉しかったんだと思います。

 

 

それから数年後、六本木のスタバでばったりNさんと再会した時、コーヒーを飲みながら世界旅行の話を聞きました。

次は北欧に住みたいって(笑)

 

私もいつか彼のように、自分の力で、自分の大好きな場所に住める、自立した人生を目指したいと思いました。

 

 

そして、もう一つ、彼の言葉で忘れられない一言があります。

 

 

いつまでも国に依存しててはだめなんだ。

僕は、自分自身が独立した小さな一つの国だと思っていて、いつ、どこで、何が起こっても自分で乗り越えられる用意をしている。

 

この人はどこまでカッコいいんだ‼︎

 

Nさんの言葉は、今でも忘れられない人生を変えた一言です。

 

 

 

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Seedling English は、下町にある小さな英語教室です。

英語を学ぶのではなく、【英語で学ぶ】をコンセプトに

子ども達が楽しい英語教室を目指してがんばってます。

 

seedlingenglish.com

インスタグラムでは日々のレッスンの様子を紹介しています

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だるまさんがころんだ

 

こんにちは。墨田区曳舟にある子ども英会話教室 Seedling English 講師の Nao です。

 

秋晴れの空の下、先日教室の子どもたちと一緒に公園へ出かけました。いつものクラスルームからその日は外へ飛び出して、みんなワクワク!!歩いて向かう途中にも、走り出したい気持ちを押さえているのが、つないだ手から伝わって来ます!

 

到着すると、砂場遊び、凧揚げ、遊具と、クラスの中の短い時間ではありましたが、みんな笑顔いっぱいに、いつもの何倍も元気に走り回っていました。


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「だるまさんがころんだ」

 

子どもたちは本当にたくさんのことを遊びの中から学びます。

 

パソコンにスマホにゲーム機など、今の子どもたちには新しい遊び方があると思いきや、よく見ていると意外と昔からあった遊びを楽しんでいる姿もめずらしくはないようです。

 

鬼ごっこ、かくれんぼ、だるまさんがころんだ、などなど。こういう遊びは今も昔も変わらず、そして地域も関係なく、みんなに親しまれていますね。

 

以前、大阪にある英会話スクールで講師をしていた頃の話。「だるまさんがころんだ」が大阪では、

 

「坊さんが屁をこいた」

(子どもの遊びなので…!)

 

と呼ばれていることを子どもたちから教えてもらいました。同じ遊びでも地域によっては少し言い方が違っていたりして面白いです。そして似たような遊びが、

 

イギリスでは 

Grandmother's Footsteps 

 

アメリカでは 

Red Light, Green Light 

 

という名前で親しまれていることを外国人の先生たちからも教えてもらいました。

 

「おばあちゃんの足どり」に「赤信号、青信号」、わかるような気がします。Statues(彫像)とも言うそうですが、ピキーン!と彫刻のように固まる様子からのネーミングでしょうか。

 

調べてみると実にいろいろな国で、それぞれの呼び名で、同じ遊びがあるようです。広い世界に似たような昔からの遊びが根付いている、共通の意識のようなものに不思議を感じます。

 

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きっと、子どもが楽しいと思うこと、ワクワクすることは同じなのでしょうね。

 

 

いろいろな だるまさん!

 

小学2年生の娘に聞いてみたところ、「だるまさんがころんだ」のアレンジバージョンとして「だるまさんの一日」というのもあるそうです。

 

お決まりのセリフの代わりに「だるまさんが歯を磨いた」「だるまさんがご飯を食べた」など、だるまさんの生活の様子を鬼が言うと、他の子は動きを止めるのではなく、歯を磨いたり、ご飯を食べたりの真似をするんですって。面白いですね。

 

その時々のアイデアでこんなふうにアレンジできるのも、シンプルで普遍的な遊びのいいところかもしれません。

 

秋は外で体を動かすのにもとてもいい季節です。

 

たまには大人の私たちも子どもたちに混ざって「だるまさんがころんだ」をやってみたら、幼少に帰ったようで楽しいかもしれませんね!

 

 

 

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