英語教育はいつから始めたらいいの?
こんにちは、墨田区曳舟にある子ども英会話教室Seedling Englishの三井田です。
このタイトル、本当に悩ましい。
早期英語教育は、賛否両論。
今日は、英語教育者として、学んできたことを書いてみようと思います。
英語のチャンネルを作る0〜3才
この時期、日本語も育っていないのに、英語教育なんてとんでもない‼︎
そんな意見、よく聞きます。
確かに、母国語は思考力の源。
とても大切です。
でも、この時期の子どもの脳はなんでも吸収できる、素晴らしい時期なんです。
バイリンガル、マルチリンガルを目指すなら、この時期に始めるのがベストタイミング
バイリンガルとまでいかなくても、綺麗な発音やリスニング力をつけてあげたい。
そんな方にも、もちろん有効です。
この時期は言葉のチャンネルを作ることが出来ると言われています。
テレビのチャンネルを変えるかのように、日本語チャンネル、英語チャンネルを切り替えることができる能力を獲得できるのはこの時期と言われています。
英語脳を作る3〜6才
この時期は、0〜3才の時に吸収したことを整理しながら、知識として身につけていく時期です。
日本語力も育ち、理解力も上がって、色々なことに興味がある時期でもあるので、上手く興味の中心を使って学習出来るとモチベーションも続き、英語が大好きになってくれます。
なるべく日本語に訳さない
英語の単語、文章をそのまま、英語としてとらえる習慣をつけるのがポイントでもあります。
例えば、
日本語を習得した大人の場合
りんごの写真🍎=りんご=Apple
となりがちですが、
日本語に訳さない、考え方は
りんご=🍎りんごの写真=Apple
りんごという物体を中心に、言葉の数だけ=が存在する。
この時期に、日本語に訳さないで、英語と物を直接結びつけていく習慣をつけることが出来ると、英語脳の基本を培うことが出来ます。
「英語脳」とは、英語を話したり、読んだりするとき、日本語を使うことなく、直接英語で考えるように脳が働くことを言います。
この時期もまだまだ脳は柔軟です。
綺麗な発音、リスニング力が十分育ちます。
小学生期
小学生になると、4技能(writing, reading, listening, speaking)をバランス良く学習することが目標としてよく言われます。
2020年からの小学校の英語の教科化が始まりますが、文部科学省は、この四技能を目標に掲げています。
小学校の教科化の目的は文部科学省のウェブサイトから見ることが出来ます。
以下、一部抜粋
これまでの英語教育の改革を経た更なる改善○ これまでの成果と課題を踏まえながら、小・中・高等学校が連携し、一貫した英語教育の充実・強化のための改善が求められる。その際、英語を「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を活用して実際のコミュニケーションを行う言語活動を一層重視し、小・中・高等学校を通じて、授業で発音・語彙・文法等の間違いを恐れず、積極的に英語を使おうとする態度を育成することと、英語を用いてコミュニケーションを図る体験を積むことが必要である。
実際のコミュニケーションを行う言語活動を一層重視
授業で発音・語彙・文法等の間違いを恐れず、積極的に英語を使おうとする態度を育成すること
授業で発音・語彙・文法等の間違いを恐れず、積極的に英語を使おうとする態度を育成すること、重要ですね。
自分が初めて英語を勉強した中学一年生、当時、発音とかイントネーションを英語っぽくするのが恥ずかしいと感じていたのを思い出し、そりゃ話せるようにならないな(笑)と思いました。
今を生きる子ども達には、発音が良いのは恥ずかしいなんていう概念がないくらい、英語が浸透してくれたらいいなと思います。
小学生期には、実際に海外に行って、現地で友達を作ったり、色々な外国人と話す機会を沢山作ってあげることをお勧めします。
作られた授業という環境だけでなく、リアルな世界を感じ、心を動かして、英語で繋がる体験をすることで、世界が広がると同時に、英語が話せるようになりたいというモチベーションに繋がれば嬉しいですね。
自分の場合
私自身、中学〜大学まで英語は学びましたが、正直、全く身についていませんでした。
学校を離れて、再度英語を学びだしたのは、25才の頃。
理由は、仕事で必要になったから。
初海外は26才
そして、2度目の海外が27才の時、オーストラリアへの留学でした。
決して早いとはいえないスタートでしたが、そんな自分でも、英語でコミュニケーションを取り、指導にも関わるようになったことを考えると、英語を学び始めるのに遅いということはないと思っています。
まとめると
思い立ったその日がDay 1です。
英語に限らず、習い事は親から子ども達への経験のプレゼントだと思います。
そして、どんな経験からも、子ども達は逞しく学んでくれます。
遅すぎるとか、早すぎるとか、周りの声や、細かいことは気にせず、やりたいことは、今日からはじめましょう‼︎
まとめ終わって気がつきました。
私、林修先生みないなこと言ってる⁈(笑)
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Seedling English は、下町にある小さな英語教室です。
英語を学ぶのではなく、【英語で学ぶ】をコンセプトに
子ども達が楽しい英語教室を目指してがんばってます。
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