子ども英会話教室 Seedling Englishの日記

Seedling Englishは墨田区にある子ども英会話教室です。日々のクラスの様子や、クラスのお知らせ等、発信していきます。

フィリピン人英語講師を自力で直接雇用するまでの道のり

◼︎始まりは去年の6月1日

 

英語教室を始めようと決めたのは、次男が生まれて、少し経ってからのこと。
これからどんな子育てがしたいか、どんな生活をしたいか、フィリピンでの経験を活かし、既存ビジネスにもシナジーがあること、色々考えて、出した答えが、フィリピン人の先生を呼んで、子ども向けの英会話教室を始めることでした。

見返してみると、去年の6月1日に、ティーチャーチェリーに初めてのメッセージを送っていたので、全ての始まりは去年の6月1日に遡ります。

 

 

◼︎全会一致(といっても2人)で決めた、ティーチャーチェリーとの契約

 

じゃあ、誰に声をかけよう。
セブでは色々な先生に会いましたが、出てきた名前は、主人も、私も、同じ名前でした。
もともとティーチャーチェリーが海外就職を希望していることを知っていたので、話しはトントン拍子に進み、息子達を保育園に入れることを想定し、4月開講を目指して準備を始めました。
振り返ってみると、フィリピンでは、本当に良い出会いが沢山あったのですが、息子が繋いでくれた縁が多かったなぁと思います。

 

 

◼︎時間はあるんだから、ビザの申請とか、自分でやってみたら?と、無茶振りの旦那様


話しは飛びますが、インターネットが発達し、こんなに沢山の情報が溢れている中、得られない情報というのは、とても価値があると思っています。
日本はサービスが良すぎて、情報を得ることも当たり前に得られるサービスの一部だと思っている人が多いと感じます。

 

今回も正にそれで、自分でビザを申請する方法を1〜10まで書いているサイトはみつけられません。
それは、価値のある情報だから、それを得る為には自分の足と時間を使うか、お金を払って誰かにお願いするか。
情報は散り散りバラバラ、それをつなぎ合わせても、それが正しいのか分からないという(笑)
そんな中、始めたビザ申請。
それでも、何とかなると思えるプラス思考が役に立ちました。

 

 

◼︎外国人の日本語がめちゃくちゃ上手くて、ちゃんとした回答が返ってくる入国管理局、凄い‼︎

 

色々と調べた結果、最初のステップは入国管理局に然るべき書類を提出することだとわかりました。
その頃、困ったらとりあえず入国管理局に電話が日常化してました。
凄いのが、入国管理局の電話対応。
殆どが外国人と分かる日本語なのですが、その日本語が凄く上手で、情報もしっかりしてるのです。
敬語も完璧。
基本的にホームページに必要書類は記入されていて、法務省のHPよりフォーマットもダウンロード可能。
http://www.moj.go.jp/ONLINE/IMMIGRATION/16-1.html

 

書き方がわからなかったり、どの分野のビザを申請するかとか、質問は後から後から出てきます。
その度に電話して、何度も助けてもらいました〜
入国管理局の方、本当にありがとうございました。

 

 

◼︎第1の落とし穴 在留資格認定証明書の受け取りまでに必要な期間

 

書類もほぼ揃い、お世話になりまくっていた入国管理局に、書類をチェックしてもらいに足を運んだ時のこと。

Q,書類提出から、在留資格認定証明書が出るまでにどのくらいかかりますか?
A,だいたい2〜3週間ですよ〜

 

この情報を元に、4月開講を逆算。
在留資格認定証明書を受け取ってから3ヶ月以内に日本へ入国しなければならないので、12月末に提出して、年明けに受け取ることを想定。
ティーチャーチェリーの仕事の契約更新もあるので、それも調整してもらって、12月某日、意気揚々と入国管理局へ書類を提出に行きました。

ここで何と、
「書類は全て大丈夫ですので、結果は手紙でお知らせします。
だいたい2〜3ヶ月お待ち下さい。」
って、話しがちがうじゃないか〜

よく聞くと、一部上場企業は2〜3週間だけど、私達のような小さな会社は2〜3ヶ月かかるとのこと。
予定が狂うではないか〜
それでも待つしかないという。

 


◼︎最初の奇跡


それは、2月の終わり、突然やってきました。
入国管理局からの手紙。
配達記録の郵便で届き、受け取れず、通知を見て急いで郵便局へ。

ドキドキ
届いた手紙はめちゃくちゃ薄い。

これはダメかもしれない、、、ハサミを入れると、中から出てきたのは、なんと、本物の在留資格認定証明書でした〜
やったーーー
これでティーチャーチェリーは日本に来れる‼︎(かもしれない)
そう確信したのです。

 

 

◼︎入国管理局から、次のステップはフィリピンの日本領事館に在留資格認定証明書を提出して下さいと言われていたのに、、、

 

書類をフィリピンのティーチャーチェリーに届けた後、フィリピンの日本領事館に在留資格認定証明書を提出するように言われていたのに、いざ行くと、ここでは処理出来ないから、指定のエージェントに言って下さいと言われたと。
そこはフィリピン、隙を見てお金を盗み取ろうという人もいます。
まだ、多くの場所で賄賂が横行しているのがフィリピンの現状なのです。

調べてみると、やはりこのステップは指定エージェントを使わないといけないとのこと。
お金を払って、プロセスを進めてもらいました。

 

 

◼︎念願のビザがおりた〜


それから数日後、なんと、無事にビザがおりたのです‼︎
やった〜(^。^)
これで日本に来れるぞ〜と、本当に嬉しかったです。

ところが、、、

 

 

◼︎念願のビザが下りたものの、次のステップがわからない。

 

これで日本に来れるぞ〜と思いきや、、、次のプロセスは私が日本でしなければならないとのこと。
この情報は全く手元になかったので、ちょっと焦りました。
色々と調べるも、情報はなし。
ここで、初めてフィリピン大使館に電話をしました。

 

 

◼︎全く電話が繋がらないフィリピン大使館

 

フィリピン大使館に電話をするも、繋がらない。
本当に何回かけたのかわらないけど、やっと繋がった〜と思ったら、これはここじゃないから、こっちの番号に電話してと言われる始末。
たらい回しにされ、やっと辿り着いたのがPOLO東京
Philippine Overseas Labor Office Tokyo.
でした。

http://www.polotokyo.com/polotokyo.com/Home_PAGE/Home_PAGE.html

 

 

◼︎やっと見えてきたビザのプロセスの全容

 

POLOに行き着いて、やっと具体的なプロセスの全容が明らかに。
この時点で、最初からここに電話してればよかったのに、、、と、反省。

そして、ここでフィリピン人講師を雇う時のそもそもの大きな間違いが解ったのです。

 

 

◼︎フィリピン人講師を雇用する時の原則

 

今回、私達の場合、セブに住んでいた関係で先生と知り合い、連絡先も知っていて、直接契約をしたので、直接雇用となります。
でも実は、直接雇用は原則として禁止されていて、指定のエージェントを使って雇用しなければならなかったのです。

POLOに電話して、初めて知った事実。
じゃあ、どうすれば良いですか?の質問に、とりあえず、書類を揃えてフィリピン大使館に来て下さいとのこと。
要は、ちゃんとした会社なのか、ちゃんとした契約なのかの審査をするようです。
その後、面接もあるとのこと。

でも、この審査を通過できれば、POLOのお墨付きがもらえて、直接雇用でも許可が下りるのだそうです。
大丈夫なのか、、、
かなり不安になりましたが、この時点で3月末。
とにかく急がなければ。

 

 

◼︎フィリピン大使館 POLOを訪ねる

 

次男を抱っこし、ドキドキしながら、夫婦2人でPOLOに足を踏み入れました。
日本なのに、ここはフィリピン、あぁ〜こんな感じ、こんな感じ、みたいな空気が流れています(笑)

POLOに着くと、私達の前に先客がいました。
なんだか、いかにも怪しげなおじさま2人が、まだなのか、早く出来ないのか、と、無理を通そうと交渉中。
壁の張り紙を見ると、
ここで暴れた場合は警察に突き出します的なインフォメーションが、、、
以前に、誰かが暴れたんだろうな、と推察。

電話が鳴りまくってるのに、誰も取らない。
だから電話がつながらなかったのか。。。(笑)

POLOなかなかレベル高いな。

 


◼︎いきなり面接が始まった


前の人達が帰り、私達の番に。
担当の方は感じも良くて、色々と分かりやすく、丁寧に教えてくれました。
とりあえず、書類を提出だけして帰るはずが、突然、もう面接もやってしまいましょう!! と、面接が始まることに(笑)
服も私服だし、子ども抱いてるし、こんなんで良いのか⁈と思いつつ、時間も迫っているし、こちらとしては有難い。
ドキドキする間もなく、無事に面接も終わり、後はフィリピン大使館からの電話を待つことになりました。

 

 

◼︎フィリピン大使館からの電話を取り逃がしてしまうという痛恨のミス

 

なんと、フィリピン大使館からの電話を取り逃がしてしまった私。
掛け直しても案の定繋がらない。

またもや電話攻撃。
ドキドキしながら、何度も電話して、やっと繋がった〜と同時に、お墨付きいただけました。

早速、書類を取りにフィリピン大使館へ。
そして、その書類をフィリピンに送り、やっと最後のプロセスへ。

 

 

◼︎最大のピンチ POEAの一時中止

 

資料をフィリピンに送って、さらに、セブだと時間がかかると聞いたので、マニラで手続きをすることにしました。
フィリピンでは、海外で働くためには登録と許可が必要で、通常、これが最後のステップになります。

POLOの親玉POEAに書類を提出し、身体検査等のプロセスを終え、あと10日程で無事に許可が降りるとのこと。
4月の終わりには日本に来れると確信していました。

 

ところが、、、
それは突然やってきました。
4月25日,そろそろ許可が降りるかな〜と思っていた矢先のこと、POEAが直接雇用の許可を一時停止したと連絡がありました。
最初は、直ぐに再開するだろうと思っていたのに、1週間経っても、2週間経っても、一時停止のまま。

 

これは、ダメだ。

 

フィリピン大使館に電話をしてみたけど、とにかく待つしかないと言われるし。
正直、この頃 半分くらい諦めていて、これから何しようか、、、とか、そんな後ろ向きなことも考えたり。

それでも、可能性はある。
来れると信じて、クラスの準備を進めていました。

 


そして突然に降りた労働許可。

本当に本当に嬉しかったです。


この時点で、在留資格認定証明書の期限切れまで残り、あと1週間。
急いでチケットの手配をして、やっと日本に辿り着いた時には、喜びと、安堵と、ワクワクと、久しぶりに感じた達成感でいっぱいでした。

 


◼︎POEA一時停止のその後


フィリピン大使館に電話をした時に、今回の直接雇用の許可一時停止について聞いたところ、最近、全体的に直接雇用が増えていて、国やPOEAはそれを良く思っていないということ。
今後は、直接雇用のビザ取得は難しくなっていくのではないかと言っていました。

その場合、フィリピン人を雇用したい場合、エージェントを使うことになるのですが、その場合、雇われた人達はエージェントにお給料の一部を天引きされることになります。
GDPの10%が海外からの送金という出稼大国のフィリピン、政府はそこから財源を確保したいんだろうな〜とか、思いつつ、それでも海外で働いたお金を家族のために送るフィリピン人ワーカーの方々、優しいというか、すごくフィリピンらしい。

 

ティーチャーチェリーは実家のボホール島に家を建てるのが目標とのこと。

その夢、叶えられるよう、一緒にがんばろ〜‼︎